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| 出もどり家族 |
ねじめ正一 |
2004/09/20 |
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| 五十歳とは、憂鬱な年齢である――。昔ながらの商店街で民芸店を営むネジメハジメは憂鬱の種を山ほど抱えていた。妻の実家は借金まみれ、将来が心配な子供たち、愛人問題etc.。泥沼に追討ちをかけるように、ネジメは交通事故まで起こしてしまう。しかし、被害者の風俗嬢との出会いが彼の人生を大きく動かすことに……。ねじめ正一が初めて挑んだ「私小説」の傑作! |
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| 忘却の村〜完全なる飼育〜 |
松田美智子 |
2003/10/20 |
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| 調査員・倉橋紀之(くらはしのりゆき)は、翡翠の指輪盗難事件を巡り、伊能麻衣子(いのうまいこ)と知り合った。母親を亡くしたばかりの彼女は、故郷の小さな村まで遺骨を届けることに。ストーカー被害で不安な麻衣子は倉橋に同行を求めた。二人が辿りついたのは、車も通らない山の奥。村の入口の門が閉じられた時、倉橋の背筋に冷たいものが走った……。忘れられた村が「完全なる飼育」を開始する! |
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| 刹那(せつな)に似てせつなく |
唯川 恵 |
2004/01/20 |
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| 42歳の並木響子は、復讐を遂げた。名前も年齢も偽り、掃除婦として潜り込んだ会社の副社長室で、男を刺し殺したのだ。3年前、愛娘・可菜(かな)を死に追いやった男だった。返り血を浴び、立ち尽くす響子。突如、その手を引き、現場から連れ去る若い女が!? 19歳の道田ユミだった。彼女もまた、殺人を犯していた――。恋愛小説の名手が極限の逃亡劇を描く、傑作クライム・ロマン! |
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| 結婚小説 |
横森理香 |
2001/10/20 |
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| 結婚なんかしたくなかったのに、彼のことを好きになりすぎて、浮気性の彼を独占するために結婚しなきゃならなくなった琴美(ことみ)。どうせするなら、〃夢〃を実現したい! でも花婿はまったくもって甲斐性なしの貧乏映画監督。琴美の理想の結婚への道は多難なのだが……。琴美の友達、まゆこ、莉帆(りほ)、和喜(かずき)たちの結婚もなかなかにして前途多難なのだった。 |
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| 交 番〜巡査の誇り〜 |
龍 一京 |
2004/06/20 |
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| 「お巡りさん、救けてください!」若い女が真っ青な顔をして、交番に飛び込んできた。女は右手の指を押さえ、苦痛に表情を歪めていた(指輪の女)。私鉄の駅近くにある交番で、地域住民の安全のために日夜活躍する若い巡査たちの事件簿(エピソード)。警察機構の要(かなめ)として、現在(いま)、改めて交番の重要性を問う。実際に交番勤務の経験を持つ著者の、人情味あふれる警察小説。 |
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| 追 憶(『さよなら、ソクラテス』改題) |
小川竜生 |
2004/02/20 |
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| 「新世界を象徴する通天閣みたいな男や」――剃り上げた頭に女郎蜘蛛の入れ墨。二メートル近い巨体。フリーの極道・ソクラテスの名は天王寺界隈で響き渡っていた。しのぎは、地の者の諍いや災難の始末を請け負うこと。渋い任侠道とは縁遠い、暴力付き人生相談所のような、けったいなしのぎが多いのだが……。地べたを這うような日常の喜怒哀楽を描く痛快+感動の傑作! |
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| 酒飲みのひとりごと |
勝目 梓 |
2002/12/20 |
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| ●単身赴任先での不倫関係がやがて妻妾同居にまで至る酒乱男。●学生時代、下宿の未亡人の誘惑に屈したが為に、その後、悔恨の人生を歩む男。●二人の女と同時に不倫関係に溺れた結果、妻から食事もセックスも拒否された男。●痩せた妻に不満で、豊満な女と浮気した男。 全編に流れるエロチックなユーモアと哀感。彩り豊かに描く、酔いどれたちの世迷(よま)い言(ごと)。 |
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| 戦争と人間 6〜劫火(ごうか)の狩人3、4〜 |
五味川純平 |
1985/06/20 |
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| 標(しめぎ)耕平の逮捕。順子(よりこ)の心痛をよそに、官憲の苛酷な尋問と拷問が続く。一方、満州の伍代俊介にも、遂に召集の日が来た。日本とドイツの破竹(はちく)の進攻をみて、俊介の部隊は勇躍ノモンハンに出兵した。しかし、そこで俊介が見たものは、無謀な作戦の下、肉弾突撃させられる兵士の死屍累々(ししるいるい)たる地獄の戦場だった。痛恨と戦慄の第6巻! |
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| 男の極楽〜千束圭太(せんぞくけいた)日記〜 |
山口洋子 |
1990/01/20 |
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| 〃男の極楽というのは、絶頂をきわめているときではない。うだうだと陽溜(ひだ)まりにうずくまりかける頃をいうのだ〃独身を謳歌(おうか)する演歌作曲家・千束圭太(せんぞくけいた)は、ヒット曲もあり、女にも不自由していない。今夜もまた、オンナが飛び込んできて……。男と女の実像と虚像をみごとに抉(えぐ)りだす、ユーモアとペーソスあふれる傑作連作小説。 |
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| 二進法の犬 |
花村萬月 |
2002/02/20 |
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| 家庭教師・鷲津兵輔が、生徒として引き受けることになった女子高生の倫子(りんこ)。彼女の父は、武闘派乾組(いぬいぐみ)組長・乾十郎だった。鷲津は、乾組という組織、十郎の「白か黒か」を徹底する生き様、そして倫子の凛とした存在に、次第に自分の所在を見いだしていく。博打、抗争、性愛……激流のなか、鷲津が手にしたものは──! 全てのひとが心に抱える深い闇を重厚に切なく描く傑作巨編! |
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| スペインの雨 |
佐藤正午 |
2001/09/20 |
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| 「今日これから会える?」テレフォン・クラブに通って5日め、27歳のぼくに、人妻は言った。そして、思いついた合言葉……「スペインの雨はどこに降る?」「平野に。おもに平野に」……タクシー代もホテル代もぼくに支払わせず、知らぬ間に人妻は部屋から消えた。ぼくは人妻からの電話を待ち続けた(「スペインの雨」)。甘く苦い青春の終わりを噛みしめる9編の恋愛小説集! |
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| 地獄の佳(よ)き日(『修羅の跫(あしおと)』改題) |
富樫倫太郎 |
2003/06/20 |
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| 「物の怪の祟りじゃぞ! 新院は呪われておるぞ」平安京、鴨河原で老婆が叫んだ。分断され積み上げられ、生首を最上部に載せられた異様な屍(しかばね)の傍らで……。次々現れる怪死体に、都では新院・鳥羽上皇が呪われているとの不穏な噂が流布した。しかし、それは、時の最高権力者・白河法皇が仕組んだ邪神招還(じゃしんしょうかん)の恐るべき儀式だった! 壮大な物語に驚嘆必至! 衝撃の伝奇傑作! |
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| 醒めない夢を見よう |
花井愛子 |
2004/02/20 |
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| 園部咲(そのべさき)は39歳独身。それまでの恋愛を踏まえて「一生結婚しなくてもいいかも」と考えていたりする。ひとりで暮らせるだけの仕事と収入もあるし。とはいえ心引かれる相手はいる。高村正文45歳。ただしバツイチだしホモの噂もあって、なんだか近寄りがたい。「もう若くない」咲だから、さまざまに迷うのだ。もどかしい大人の片想い。咲と高村〃ふたり〃の幸せの形は!? |
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| 秘密の地下室〜完全なる飼育〜 |
松田美智子 |
2002/08/20 |
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| 「私が死んだら、地下室にあるものすべてを燃やして」──。ホームレスだった岡崎芳彦を養ってくれた隆子は逝った。芳彦は、公園で見かけた女子高生・梨里花(りりか)に強く惹(ひ)かれ、半ば強引に家に連れ帰る。やがて二人は地下室へ。そこには上品な隆子からは想像もつかない世界が……。互いに「過去」を持つ、元高校教師と家出女子高生の、傷つきやすい性と愛を描く。 |
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| 警官嫌い〜横浜狼犬(ハウンドドッグ) エピソード1〜 |
森 詠 |
2004/06/20 |
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| 暴力団と組んだ香港マフィアが、横浜・中華街の大物を暗殺しようとしている。不穏な動きをキャッチした横浜中央署の刑事・海道章は、応援を待たずに単独で現場に向かう。だが、現れた刺客(しかく)は、海道の協力者を盾にしていた(「横浜黒社会」)。「ハマの狼犬」と呼ばれる海道は、なぜ、県警内部からも異端視されるようになったのか。孤高の闘いを描く七つの事件簿(エピソード)! |
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| 戦争と人間 5〜劫火(ごうか)の狩人1、2〜 |
五味川純平 |
1985/05/20 |
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| 国会の空転、軍部内の不統一のなか、戦争拡大派の挑発と謀略から蘆溝橋事件が勃発。日中は全面戦争に突入した。上海戦線で苦戦する柘植。北支で捕虜を射殺してしまう千田。思わぬ苦戦を強いられた日本軍の行く手には、やがて南京事件の地獄絵が繰り広げられた。戦争の残虐な劫火と醜悪な人間狩りを描破する迫真の第5巻! |
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| 悪意銀行〈ユーモア篇〉 |
都筑道夫 |
2003/05/20 |
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| 近藤庸三と土方(ひじかた)利夫、ふたりが顔を合わせるところ悪事あり。土方が設立した悪意銀行もそのひとつ。この銀行、悪意に満ちたアイディアを預かり、それを活用したい人は、現金と引換えに融資を受けることができる。そこへ、地方都市の現市長暗殺プランを求める融資希望者が現れた! 名コンビが繰り広げる大騒動。(悪意銀行)笑いを満載、落語もあり! |
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| 月夜の海でカナリアは |
花井愛子 |
2003/10/20 |
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| 上司との不倫だとか、某有名ロックボーカリストとの交際だとか。ゴールの見えない恋に疲れて、25歳の内田彩は、平凡なサラリーマンとの結婚を選んだ。でもダンナは、実はロリコンでマザコン。9年間耐えたあげくの離婚。かつてのライター仕事に復帰してみたけれど。専業主婦生活のブランクは大きい。彩の自立は可能なのか。新しい恋を始められるんだろうか!? |
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| 午後の足音が僕にしたこと |
薄井ゆうじ |
2003/12/20 |
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| こつ。こつ。午後1時25分、今日もハイヒールの音が町の東からゆっくりと近づいてくる。足音は「僕」の仕事場のすぐわきを通り過ぎ、町の西までいくと戻ってくる。そして、町の東へ消えていく。彼女は、もう何年も同じ行動を繰り返し続けていたのに、ある日、足音が途絶えた……。人知れずざわめき揺れる心、一瞬のロマンス──読むことの楽しさを堪能できる極上の小説集。 |
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| 母の診断書(カルテ) |
志賀 貢 |
1998/11/20 |
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| 年老いた両親が郷里の北海道から私の診療所にやってきた。検査結果は、予想以上の健康体。しかし私は母の検査結果に疑いの気持ちを拭(ぬぐ)えなかった……。最愛の母が原因不明の病に! 医者である息子は何を考え、治療に当たるのか? 死に直面した親子の愛情の形とは? 現役の医師として老人治療に関わる著者が自らの体験を小説として描く感動作! |
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