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大人気! 「時代・歴史小説」 |
数ある新潮オンラインブックスの名著のなかから、テーマごとに作品をピックアップしてご紹介します。9月は時代小説・歴史小説の特集です。どれも一度は耳にしたことのあるタイトルばかり。読書の秋にじっくりとお楽しみください。
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多岐川 恭著『江戸三尺の空』 |
945円(税込) データ量256KB
ゆすりたかりに押し込み、殺しで、獄門となるはずだった囚人・音次。が、市中引廻しの最中に、なぜか縄が解けて脱走する。牢屋同心は責任をとって切腹、その息子・角之助は、父の仇を討つため、岡っ引の子分となって音次の行方を探す。次々と裏切り者を始末する音次、追いつめる角之助、二人をめぐる女たち。悪の巣と化した邪淫寺を舞台に、江戸の闇を描くピカレスク時代長編。
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新田次郎著『きびだんご侍』 |
525円(税込) データ量142KB
黍団子を食べれば百人力、槍の腕は武士にも引けをとらない与右衛門。志願して加わった上杉方との戦で抜群の度胸と機転を発揮し、手柄をたてた彼が望んだものは――。名もない小作人の活躍をコミカルに描く表題作の他、歴史の背後に隠された気象情報戦略に迫る「豪雪に敗けた柴田勝家」、幕末のアイヌ反乱を扱った「最後の叛乱」など、バラエティに富んだ7編を収める時代小説短編集。
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新田次郎著『梅雨将軍信長』 |
630円(税込) データ量180KB
織田信長は土砂降りの桶狭間で今川義元を破り、梅雨の合い間に徳川家康と組み長篠で武田勝頼を倒した。気象観測の側面からその勝利の秘密を明かす表題作。流人の島・伊豆七島に潜入した公儀隠密の活躍を描いた「隠密海を渡る」。飛行機製作者、数学者、漏刻(水時計)作りの技師、天気予報の名人といった、様々な自然科学者をとりあげたユニークな時代科学小説を主体に全9編を収録する。
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新田次郎著『新田義貞(上)(下)』 |
各735円(税込) データ量273KB、270KB 
(上) (下)
ともに源氏の嫡流でありながら、かたや足利氏の女(むすめ)を室(しつ)としてむかえる園田庄と、無位無冠の新田庄とは、上野国で代々、水争いを続けていた。元弘2年(1322年)新田家8代の小太郎義貞は、京都大番役の役目をはたして帰郷の折、鎌倉に立ち寄り足利氏の面々を訪れる。足利尊氏や楠正成の陰に隠れながら、源氏再興の夢を賭けた悲運の武将の生涯を活写する。山岳小説の名手が書き上げた傑作時代小説。
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大佛次郎著『赤穂浪士(上)(下)』 |
各893円(税込) データ量305KB、318KB 
(上) (下)
画期的な解釈と設定で、忠臣蔵小説の最高峰と讃えられ続ける名作。上巻では、元禄太平の時勢に勃発した浅野内匠頭の刃傷事件から、仇討ちに怯える上杉・吉良側の困惑、茶屋遊びにふける内蔵助の境地が、人情の機微に踏み込む文体で、時代相のひろやかな展望のもとに描き上げられる。虚無的な浪人堀田隼人、怪盗蜘蛛の陣十郎、謎の女お仙らの暗躍がからみ、物語は佳境へと突き進む。
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海音寺潮五郎著『平将門(上)(中)(下)』 |
(上)998円、(中)945円、(下)1,050円(税込)
データ量643KB、327KB、361KB 
上 中 下
律令国家が揺らぎだし、各地に荘園が作られた十世紀。遠く坂東の地で京の貴族政治に反逆し、関東一円に勢威をふるって「親皇」を称した平将門の生涯を雄渾の筆で描いた歴史大作。純朴で並はずれた腕力を持つ小次郎(将門)と才子で女遊びが巧みな太郎(貞盛)は仲のよい従兄弟同士として育っていたが、ある夜を境に、二人は非情な歴史の渦のなかに投げ込まれる。
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子母沢 寛著『父子鷹(上)(下)』 |
(上)735円、(下)683円(税込) データ量206KB、197KB 
上 下
名代の分限者・男谷家に生れ、四十俵余の小普請・勝家の養子となった剣豪・小吉は、男谷の父と兄の運動が功を奏して仕官の道がひらけたのも束の間、誤って卑劣な役人をその手で殺してしまう。しょせん、情実と賄賂のうずまく権勢にまっ向から抗して仕官を断念、わが子・麟太郎(海舟)にすべての夢を託して、清廉・直情、市井に生きる父と子と。菊池寛賞受賞のきっかけとなった傑作長編。
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柴田錬三郎著『決闘者 宮本武蔵(上)(中)(下)』 |
各788円(税込) データ量212KB、221KB、225KB 
上 中 下
美作国宮本村の牢人の子に生まれ、父の敵平田無二斎に養育された弁之助は、激しい独習を積んで無二斎に勝ち、宮本武蔵と名乗って武者修行の旅に出る。僧・沢庵の草庵に草鞋を脱いだ青年武蔵は、扶桑第一と称される吉岡道場の当主吉岡清十郎に挑戦した。剣聖でもなく、野人でもなく、ただ剣において勝つことのみにその生涯を費やした兵法者、宮本武蔵。作者独自の視点から武蔵を造形する長編。
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