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新潮社
新潮オンラインブックスピックアップ 自伝・人物伝
 
数ある新潮オンラインブックスの名著のなかから、テーマごとに作品をピックアップしてご紹介します。トットチャンからドイル、フロイトまで。今月は自伝・人物伝を集めました。
 
 
朝吹登水子『愛のむこう側』
840円(税込) データ量294KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
1950年夏、11年ぶりにパリを訪れた紀川紗良の胸裏に、青春の日々がよみがえってきた――16歳での結婚と離婚。その傷心を束の間のフランス留学に癒して美しい娘時代をとりもどし、新しい友情と恋が芽ばえてくる。明日のない激しい恋愛。そして戦争に、恋人を夫を奪われたこの一人のブルジョワ娘が、やがて自由と平和に目覚め《自立した女》に成長するまで。自伝的長編小説。
 
 
開高 健『夜と陽炎―耳の物語**』
368円(税込) データ量147KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
耳の奥に刻まれた《音》の記憶をもとに半生を再構築する。《音》は茫漠たる過去を鮮かに照らし出す。――ヴェトナムの戦場で体験した迫撃砲の轟音。家庭をかえりみない夫に対して妻と娘が浴びせかける罵声。アマゾンで聞いたベートーヴェン……。昭和29年にサントリーに入社し、芥川賞を得て作家となり現在に至るまでを、一人称「私」ぬきの文体で綴る野心作。日本文学大賞受賞。
 
 
川又一英『ヒゲのウヰスキー誕生す』
473円(税込) データ量153KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
いつの日か、この日本で、スコッチに匹敵するウイスキーを造る――。大正7年、ひとりの日本人青年が単身英国に渡った。知人もなく、言葉も通じない異国で、ひたすらスコッチ造りの技術と精神を学ぶ暗中模索の3年。やがてめぐりあった生涯の伴侶リタとの愛と結婚……。サントリーの基礎をきずき、独り立ってニッカを興した、国産ウイスキーの父・竹鶴政孝の、苦闘と栄光の半世紀。
 
 
黒柳徹子『トットチャンネル』
630円(税込) データ量193KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
まだテレビが子供だった頃、一人の少女が何も知らぬ放送の世界に飛び込んだ。初めて録音された自分の声を聞いた時、自分の声じゃないと泣きじゃくったり、カメラのケーブルを踏むと画像がつぶれると信じていたり……熱気あふれる草創期のテレビ界でトットが巻き起こす事件の数々。失敗を乗りこえ個性派女優へと開花していく一人の少女のひたむきな姿を、笑いと涙で綴る感動の青春記!
 
 
武田泰淳『快楽』
1155円(税込) データ量414KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
若き仏教僧侶として絶えず恥ずかしさ、強がり、自己弁明にとらわれながら行動するが、同時にきわめて無反省でもある十九歳の青年僧柳。禁欲と矜持をもとに生きることを使命づけられた主人公を、次々と見舞う人生の衝撃。左翼アジトでの読経、警察への留置、拷問、金満家の夫人の性への誘惑、そして教団と革命団体両者の分裂抗争に巻き込まれていく。昭和十年前後、性と政治と宗教という互いに矛盾した問題に懊悩する仏教僧の青春を描く自伝的巨編。
 
 
立原正秋『冬のかたみに』
525円(税込) データ量131KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
どじょうや鮒を獲り、桑の実をつんだ幼少の一日、父の亡骸が帰ってきた。哀しみに凍った日々を、臨済の寺でひたすら禅の修業にうちこんだ少年時代。日韓混血の宿命を負って、いくたびか人生の岐路に立たされながら、厳しく自己を律した青年時代。父の自裁を、母の離反を、彼は超えられただろうか――。早世した著者が、自らの精神形成を端正な筆に刻んだ、感銘深い長編自伝小説。
 
 
津村節子『重い歳月』
368円(税込) データ量99KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
夫婦で同人雑誌に参加して文学に打ちこむ速水桂策と章子。書くために勤めを辞め、食べるためにまた働く夫。少女小説を書いて家計を支えながら住居問題、出産、育児に時間をとられ苛立つ妻。互いに相手への後ろめたさを感じながらも、自分は書きたいと思う業の深さ。生活の重みにあえぎつつ、文学に執念を燃やし、遂には一人の女流作家が誕生するまでを哀歓をこめて綴る自伝的長編。
 
 
新田次郎『小説に書けなかった自伝』
420円(税込) データ量105KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
著者は、妻の書いた作品がベストセラーになったことに刺激されて小説を書きはじめた。気象庁に勤めながら、生活を支えるための内職としてはじめた執筆活動だったが、やがて苦悩のすえ気象庁を辞し、小説家一本で生きていくことを決意する。一人の勤め人がある日小説の筆をとる……創作の苦痛、編集者との協力・確執、そして辞職の決意と長編への意欲――小説家の誕生過程をつづった異色の自伝。
 
 
林 望『書藪巡歴』
368円(税込) データ量122KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
軽妙洒脱なエッセイストとして名高い林望氏が、書誌学の一貧書生だった頃。ただ志のみを頼りに、書物の藪、学問修行の藪を、いかにして掻き分け進んだか。碩学の恩師との胸にしみる逸話、愛してやまぬ古書・稀覯本たちとの「書縁」ともいうべき邂逅、学問の階段を昇る途上の愉しみ、苦しみ――。切々と、飄々と、“本業”への思いをここに纏めた随筆集。親切な、ひとくち語釈付き。
 
 
吉村 昭『私の文学漂流』
525円(税込) データ量146KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
結核に苦しみながら読書に熱中した少年時代。川端康成、梶井基次郎に心酔し、三島由紀夫らを訪ねた大学文芸部の頃。大学を中退して結婚、生活に追われつつも、小説へのいちずな情熱を貫いた同人誌時代。そして四度の芥川賞落選……。逆境を乗り越えて太宰治賞を受賞し、次いで名作『戦艦武蔵』が生まれるまでの軌跡を率直に綴り、一人の作家の誕生を描く自伝。初期短篇「死体」「青い骨」「貝殻」の3作を併録。
 
 
和田芳恵『樋口一葉伝 一葉の日記』
525円(税込) データ量182KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
一葉は自分の身を染めたものだけを遺した。彼女の日記は、明治初期の変動期を、重なる生活苦と女としての苦悩の中に生きた、一人の若い女性の書いたすぐれた私小説と見ることができる。本書は、日記をもとにした精緻な考察により、明治文壇の名花として不滅の名をとどめる一葉の凜然とした生涯を、時代の生きた息吹きと共に、克明に浮彫りにする。著者二十年にわたる研究の総決算。
 
 
コナン・ドイル/延原 謙(訳)『わが思い出と冒険―コナン・ドイル自伝』
735円(税込) データ量297KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
シャーロック・ホームズ物語の作者、サー・アーサー・コナン・ドイルの自伝。エディンバラ大学を卒業して眼科医となったドイルは、27歳のとき「緋色の研究」を書き、以後、長編4、短編56のホームズもののほか、歴史小説、スポーツ小説なども執筆。その生い立ち、家庭、交友から、ボーア戦争への参加や晩年の心霊研究まで、本書はホームズ・ファンの興味をそそらずにはおかない。
 
 
フロイト/生松敬三(訳)『フロイト自伝』
210円(税込) データ量59KB ドットブック形式 立ち読み 購入
 
一八五六年、現在はチェコの東部、当時オーストリア領だったモラヴィアの田舎町フライベルクに生れたジークムント・フロイトは、長くウィーン大学で教鞭をとり、一九三八年にロンドンへ亡命した翌年、八十三年の生涯を閉じた。亡命を除けば、彼の生涯に外的な波瀾はないが、ユダヤ人の血のために苦悩した、その経験は、あの独創的な学説、人生観に、少なからぬ影響を及ぼしている。
 
 

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