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| 紅い蜃気楼 | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| 冬木新三はポルノ作家。若い男女ロックとトミに美人局をしかけられて、二人を主役にひと芝居打とうと思いつく。二ヵ月後、看護婦にばけたトミが道玄坂耳山総合クリニックに現われた。狙いは、冬木がカモと目をつけた岡部卓郎。財界の大物で病院の出資者岡部堅治の三男坊だ。ある夜、トミは卓郎とベッドを共にして耳山院長に見つかるが、院長もトミの術中におちて、冬……【すべて読む】 | ||||||||||
| 悪の絵草紙 | 多岐川 恭 | 500円(税込525円) |
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| 老旗本の囲われ者であだっぽい年増のお町、旗本の小姓で稚児上りの桃之助、浪人出身のならず者の甲吉、袋物を商う老舗の当主・鳴海屋市兵衛。こんな面々が夜毎、江戸の巷を徘徊し、奸計と色仕掛けで悪徳商人の富を奪ってゆく。手始めは日本橋の呉服屋・米沢屋だ。桃之助が旗本の長男、お町が御殿女中という趣向で乗込んだ一行を、上客と見て丁重にもてなす米沢屋へ白……【すべて読む】 | ||||||||||
| 江戸悪人帖 | 多岐川 恭 | 500円(税込525円) |
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| 日本橋の川っぷちで腕利きの浪人・大池が斬殺された。ついで情婦の芸者千代次ことおしのも刺されて傷を負う。大池は、おしのを譲ろうと話をもちかけ相当の金品を騙しとっていたようだ。岡っ引の卯之吉は人相見の青眼堂と共に大池殺しの下手人を突き止めようと、街の道場へ乗り込む。調べていくうち、おしのをひこうとした男たちが二人、謎の死を遂げていることを突き……【すべて読む】 | ||||||||||
| 江戸犯科帖 | 多岐川 恭 | 500円(税込525円) |
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| 両国の路上で、微禄の御家人が町人を斬り殺した! 連れていた家来の顔を笑われての無礼討ちだという。侍にはおとがめがないばかりか、出世までするという話だ。侍の同僚であり美人画の絵師でもある田部源四郎は、この一件は巧妙に仕組まれた人殺しではないかと疑い始める。案の定、無礼討ちにあった町人と関係のありそうな人物が身近にいて……。「無礼討ち」「密通……【すべて読む】 | ||||||||||
| お江戸探索御用 上〈迷路の巻〉 | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| 事はこみいっている。日本橋玄冶店の万探索を生業とする佐太郎たちに、旗本・松平織部から、誘拐された十歳の養嗣子・伊織の探索依頼があったのだ。妻との間に子はないが、妾とは一子を生した。また織部の兄は廃嫡されたが、兄の子が成人のみぎりは家督譲渡の約があった。一方、妻はかつてさる旗本と密通し、これまた一子を生したと。何がどうなっているのか。これに……【すべて読む】 | ||||||||||
| お江戸探索御用 下〈悪道の巻〉 | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| 養子、妾腹の子、兄の子、それに妻が密通して生した子――誘拐された養子の伊織をのぞけば、旗本の家督を狙う子が三人。関係者は数知れず。万探索を生業の佐太郎たちにも、事件の奥の奥はつかめない。なにしろ核心に近づくと、誰かが死体になるのだから。やがて佐太郎の稼業仲間の娘の身柄と交換に、事件渦中のある人物を殺せという脅迫が……。闇の向こうは、どんで……【すべて読む】 | ||||||||||
| 落ちる | 多岐川 恭 | 500円(税込525円) |
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| おれは子供のころからひ弱な神経の持ち主で、生命力も強くはなかった。それが今日まで生きてこられたのは、多額な財産があったからだ。そんなおれが美貌で生命力に溢れた佐久子と結婚してからは、平和な生活を築くことに生き甲斐を感じていたのだが……。気弱な男の恐怖心を利用した殺人計画を描く直木賞作品『落ちる』ほか英雄たらんとして挫折した男を描く『ヒーロ……【すべて読む】 | ||||||||||
| 元禄葵秘聞(上) | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| 僧・隆光の妄言から生類憐れみの令が出され、江戸にも退廃の影が落ちる五代将軍・綱吉の御代。柳生帯刀(たてわき)十七歳。武道指南役にして、市中安寧を託される監察も。夜毎、町人に変装して旗本の賭場に潜り込んでは情報の収集に当たる。綱吉の元御小姓が謀殺され、事件は幕閣中枢に巣くう側用人らに揉み消されてしまった。悪の根元は大奥か。即刻、帯刀は側妾の……【すべて読む】 | ||||||||||
| 元禄葵秘聞(下) | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| 柳生家の若き嗣取り・帯刀(たてわき)の愛妾・若菜が入った大奥は、綱吉に嫡男なく、二派に分かれての権謀渦巻く伏魔殿。側室・お伝の方は娘を嫁がせた紀州びいき。一方の御台所は、綱吉の甥にあたる甲府宰相・綱豊支持派。若菜は御台所の命で綱豊に仕え、身辺警護にあたった。お伝の方の父は今を時めく側用人、権勢をほしいままに無頼の徒とも繋がる。帯刀の内偵の……【すべて読む】 | ||||||||||
| 五右衛門処刑 | 多岐川 恭 | 500円(税込525円) |
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| 三条河原の刑場で、油が煮えたつ大釜に投ぜられようとしているのは、大盗賊の石川五右衛門だった。高貴な女人との恋を得ようと内裏に忍び込み、彼女たちを辱めたもののうまくゆかず、失意にあった彼に、秀吉の暗殺とひきかえの任官話が持ちかけられた……。彼の胸中を知ってか知らずか、四人の男女が、いまそれぞれの思いを秘めて見つめていた。表題作他、己の価値観……【すべて読む】 | ||||||||||
| 女人用心帖(上) | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| “女盗っ人”の風来坊・蜂太郎、今日も両国の雑踏で、武士に追われた若い女スリ・お蝶を助けたはいいが、荒れ寺に連れ込み、手籠めにして悦に入っている。その蜂太郎に奇妙な依頼人が現われた。一両やるから、さるお屋敷に忍び入り、奥方と密通しろというのだ。二つ返事で引受けはしたが、目隠しされ、駕籠で連れられて行った先に待ち受けていた事件は……。某藩お家……【すべて読む】 | ||||||||||
| 女人用心帖(下) | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| さる高貴な奥方の寝所に、蜂太郎が忍んだことに端を発したお家騒動。荒れ寺に同居する乞食坊主の黄雲や女スリ・お蝶らと語らって探るほどに、その奥は闇の闇。英明な某藩主の傍らに悪企みする側用人一人。莫大な賂で娘を玉の輿に乗せようと画策する図太い商人一人。某藩の奥方に横恋慕、無理を押しても奥方を手に入れたい陰の大物一人。その真ん中に“女盗っ人”蜂太……【すべて読む】 | ||||||||||
| 紅屋お乱捕物秘帖 | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| 浅草黒船町の小間物屋「紅屋」の女あるじお乱は、美人でお侠で艶っぽく、皆が振り返るほどの女っぷり。そんな美女が大の捕物好きときた。今日も馴染みの破れ寺に通っては、そこに住みつく、いわくありげな生臭坊主や虚無僧と、事件の推理に花を咲かす。寺に来てはなにかと憎まれ口をきく岡っ引の鎌吉親分も、彼女たちのおかげで大手柄の連続。お乱たちのからだをはっ……【すべて読む】 | ||||||||||
| 紅屋お乱捕物秘帖 心中くずし | 多岐川 恭 | 500円(税込525円) |
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| 理由ありの男と女の難事件にめっぽう強いのが、お乱姐さん。露草寺に住みつく住職、虚無僧と、若い二人の妹分とともに、岡っ引の鎌吉親分を助けての大活躍。不審な夫婦心中や、マムシを使った“責め”の末の妾殺し(?)などが、彼女たちの周りに次々と起こり――。お乱は、艶然とした美貌と持ち前の推理力で、事件にかかわる人々の嘘を見抜き、色と金でもつれにもつ……【すべて読む】 | ||||||||||
| 明暦群盗図 | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| 戦国の遺風いまだ消えず、巷に浪人があふれていた明暦年間――女遊びがこうじて扶持を失った伊吹進二郎は、ふとしたことから、芝居小屋瓢座(ひさござ)を根城とする群盗の仲間にはいることになった。頭の草間匡助、若衆春日千之助、天草の乱の残党細見喜十郎など、腕に覚えのある面々が揃っていた。いずれもが、世をすねて太く短く生きようとの魂胆。ある夜、日本橋……【すべて読む】 | ||||||||||
| 柳生の剣 | 多岐川 恭 | 600円(税込630円) |
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| 群雄割拠する下克上の戦乱の世、大和国添上郡に小豪族の子として生まれた柳生宗厳は、父家厳とともに三好長慶に、後に松永久秀の陣に属し、合戦に明け暮れながらも、剣の道を極めるべく修行に励んだ。やがて大和随一の剣士と謳われるが、新陰流の上泉伊勢守秀綱と立合って一敗地にまみれた宗厳は、直ちに秀綱の門に入り、剣の奥義《無刀取り》を会得すべく心血を注ぐ……【すべて読む】 | ||||||||||
| ゆっくり雨太郎捕物控1 | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| 体がすぐれないのを理由に定廻役を離れる気ままな勤めぶりゆえに“ゆっくり雨太郎”と呼ばれる町方同心・若月雨太郎。道すがら、男にいきなり匕首をふるわれた。なんなくねじ伏せて理由を質してみると、十年前に雨太郎に捕えられ八丈に島流し、そのため言い交わした女は自殺、病身の妹も死ぬのを待つばかりという。さて、どうする、ゆっくりの旦那?(「ふさぎの虫」……【すべて読む】 | ||||||||||
| ゆっくり雨太郎捕物控2 | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| 亀戸で野犬が次々に人を咬み殺した。天満宮の下男、能楽師、武家の女房……。殺された女房は旗本の奥方で離縁中という。物見遊山で亀戸まできていた雨太郎は持前の鋭い勘で、事故の裏に仕組まれた“事件”を嗅ぎとるのだった(「犬を飼う侍」)。“ゆっくり”の異名を持つ八丁堀同心・若月雨太郎と情人るりの仮住居に、今日も怪事件・難事件が飛び込んでくる。江戸情……【すべて読む】 | ||||||||||
| ゆっくり雨太郎捕物控3 | 多岐川 恭 | 500円(税込525円) |
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| 由緒ありげな住まいで、お妙様とも春香院様とも呼ばれる由緒ありげな女が殺された。これまた由緒ありげにも、現場には小倉百人一首の読み札が落ちているだけで、目星は皆目つかない。怪事件、難事件となると、普段は腰の重い“ゆっくりの旦那”こと八丁堀同心・若月雨太郎の探索心にも火がついて……(「しかぞ住む」)。江戸の市井を舞台に男と女が生み出す事件の数……【すべて読む】 | ||||||||||
| ゆっくり雨太郎捕物控4 | 多岐川 恭 | 500円(税込525円) |
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| 天保の江戸市中。因業金貸しの松兵衛が息を引きとった。いまわの際に家人一同を呼び集めていわく、「大事な宝を屋敷に隠してある。見つけたやつにその宝をやるが、代りに子供の面倒を見ろ」。さあ大変。松兵衛の妾お政、下男の儀平、甥の治郎七らは宝さがしに目の色かえて狂奔。騒ぎが騒ぎを呼ぶが、“ゆっくり”と異名をとる八丁堀同心若月雨太郎、冴える推理で見事……【すべて読む】 | ||||||||||
| ゆっくり雨太郎捕物控5 | 多岐川 恭 | 500円(税込525円) |
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| 大工の棟梁・磯七が料理茶屋で殺された。虫の息の磯七いわく、茶屋の博打に加わったおり、おりんという女と知り合ったという。おりんは負けの込んだ磯七に金を貸し与え、しかも博打の後、一夜を共にした。翌朝、頭に激痛を覚えて目をさました磯七の隣に、背中に見事な彫物をしたおりんがいたというのだ。おりんの身許はすぐに割れたが、なぜか背中に彫物はなかった………【すべて読む】 | ||||||||||
| ゆっくり雨太郎捕物控6 | 多岐川 恭 | 500円(税込525円) |
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| いきなり後ろから袖をひっぱられ、脂粉の匂いを漂わせた、ちょいといい女に「市助さん、お前の女房のお春ですよ」と人違いされた八丁堀同心・若月雨太郎。雨太郎は途方にくれつつも山城屋という茶問屋の市助になりすます。“市助”が戻ってきた祝いの夜も更けて、いよいよお春と水入らずになったことから事件が勃発する……(「忘れた昔」)。下町の風物と人情を背景……【すべて読む】 | ||||||||||
| 四方吉捕物控1 後家ごろし | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| 四方吉親分は、艶っぽいおとし姐さんと二人暮しだ。子分はおれ・富太郎一人。版下彫りで生活をまかなう貧乏所帯。池の端仲町の出合茶屋で年増女が絞れた。死体は素っ裸。脂の乗ったその秘所を仔細に検べるのは、これも貧乏医者の空庵先生。けど先生、ただの助平じゃない。時には驚くような手掛かりを見つけてくれるのだ(表題作)。捕物帳連作。『嗅ぎつける』『乱れ……【すべて読む】 | ||||||||||
| 四方吉捕物控2 後家の愉しみ | 多岐川 恭 | 500円(税込525円) |
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| 色盛りの年増が、素っ裸のホトケで見つかった。おいら富太郎。副業の版下彫りうっちゃって、仁王門前町は四方吉親分宅に駆け込んだ。もちろん空庵先生だってご出馬だ。貧乏医者のくせに、色がらみの事件となるとホトケのあそこを検分にやって来るんだ。ホトケは若後家で、元は吉原勤め。先生の見立てでは、すこぶる付きの名器だって。けど、内腿に変なできものが…………【すべて読む】 | ||||||||||
| 四方吉捕物控3 肌に覚えが | 多岐川 恭 | 550円(税込578円) |
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| 寛永寺裏手で垢抜けた女が殺された。左乳の下をブスリ。死体は居酒屋のおかみで、小金持ち。日那はいるが、間男するでもなく身持ちは堅い。四方吉親分も途方に暮れた。手掛かりは、いまはに引きちぎったとおぼしき、うす汚ねえふんどしの切れっぱし。おいら子分としては、ふんどしの主を捜すしかねえや(表題作)。好評捕物帳連作。『影の通り魔』『切り裂かれた女』……【すべて読む】 | ||||||||||
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