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| 江戸おんな坂 | 南原幹雄 | 550円(税込578円) |
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| 四谷塩町の老舗箪笥問屋・大野屋の内儀おつやは、暗闇坂で腹痛を覚えていたところ、若い男に送ってもらった。市村吉之助と名乗った男は、おつやを舞台に誘う。売れない芝居役者の言葉に、おつやはまだ自分が女として見られているという華やいだ気持を取り戻した。一度だけと、おつやは吉之助が出ている中村座へと足を運んだが……(「暗闇坂十三夜」)。女の哀歓と情……【すべて読む】 | ||||||||||
| 江戸おんな時雨 | 南原幹雄 | 550円(税込578円) |
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| もと柳橋芸者のおやつは、早くも縁組を後悔していた。夫には、男としての溌剌さがどこにも感じられなかったのだ。そんなある日、露天を歩いていたおつやは、向こうから歩いてくる男を見て驚いた。稼ぐにあたり別れた男――歌舞伎の人気役者尾上菊五郎だった。誘われるまま、ふたたび逢瀬を重ねるおつやは、身も心も溺れ……。「菊五郎の女」他、男女の機微を描く傑作……【すべて読む】 | ||||||||||
| 江戸妻お紺 | 南原幹雄 | 500円(税込525円) |
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| お紺は松吉の女房だと思っている。が、世帯は別々だし、松吉には国元の伊勢に本当の女房がいる。商用で江戸に来ている間だけの亭主なのだ。お紺はそれを承知していた。嫉妬がないと言えば嘘になるが、器量でも、女の魅力でも自分のほうが上だ、との思いが心の支えになっていた。夜の営みにも十分に満足していた。ところが、最近になって、松吉の足がめっきり遠のいて……【すべて読む】 | ||||||||||
| 新選組情婦伝 | 南原幹雄 | 500円(税込525円) |
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| 主導権争いに巻き込まれ、土方歳三らによって新選組局長・芹沢鴨とともに斬殺された女・お梅。賄賂の疑いをかけられ、組を脱走した山南敬介のために自害の道を選ばされた女・おつな。揺れ動く幕末の嵐の中、愛する男たちを追って運命の渦に翻弄された女たちの姿があった。沖田総司、藤堂平助ら新選組隊士たちの裏で華麗に散った女たちの視点から激動の時代を描いた、……【すべて読む】 | ||||||||||
| 八郎疾風録 | 南原幹雄 | 550円(税込578円) |
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| 幕末、日本は攘夷の嵐に巻き込まれ、大きく揺らいでいた。攘夷を志す庄内藩の郷士・清河八郎は、郷里で遊女・高代と出会った。その凛とした美しさに惹かれた八郎は、高代を身請けし、お蓮という名を与えた。再び江戸へ出た八郎は、虎尾の会を結成し、尊攘運動を高揚させる。だが、殺傷事件を機に八郎は追捕の身となり、お蓮までも囚われ、激しい責め苦を受ける……。……【すべて読む】 | ||||||||||
| 無法おんな市場 | 南原幹雄 | 550円(税込578円) |
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| 旗本・夏左十郎の妻・咲江は、借金に訪ねた蔵宿の大口屋で、札差連中に凌辱されて、自害。ことは町方に持ち込まれたが、札差から賄賂を受ける町奉行は、事件をもみ消してしまった。浪人に身をやつし、復讐を誓う左十郎。咲江が書き遺した名前を手がかりに、次々と札差の妻女を襲っては犯し、男の股間を斬り落とした。そして元の上司を刀にかけた左十郎は、最後のねら……【すべて読む】 | ||||||||||
| 虚空の影落つ | 西村寿行 | 500円(税込525円) |
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| 徳川幕府が倒れた明治初期、廃仏毀釈の嵐が吹き荒れ、首を落とされた野仏が路傍に転がる信濃路を旅の雲水・虚空が往く。虚空には野望があった。かつて自らも加わり討幕に奔走した赤報隊は、佞臣・岩倉具視の裏切りで指導者は処刑され、虚空はからくも追捕から逃れた。その岩倉と対峙して、信濃二十万の草莽を糾合し、自治国を樹立しようというのだ。歴史ロマンに新境……【すべて読む】 | ||||||||||
| 隠密鴉 | 西村 望 | 500円(税込525円) |
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| 石見に参り、かの地の動静を調べて参れ――遠国御用の密命を帯びた幕府のお庭番・土屋与三郎は箱職人に姿をやつし、出雲から石見銀山に入った。四万八千石の天領内には、幕府直轄のお囲い村が三十二、間歩(坑道)が二十本あり、毎年五百貫の銀が江戸に送られている。この銀山の実権を握る代官代理の小栗市太夫が、長州藩から謀反の誘いを受けたというのだ……。(「……【すべて読む】 | ||||||||||
| 草の根分けても | 西村 望 | 500円(税込525円) |
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| なんともいやな臭いが寝間から流れてくる。生臭い血の臭いだ。覗いた中間の目に、蚊帳裾をおびただしい血で染めた主の姿が飛び込んできた。そして蚊帳の中では、若妻も白い腿を晒して死んでいるではないか。「十一郎の仕業だ。探し出して、討て」命により浪々の身となった弟与五六の前に今、その男がいた――。(「嫂(あによめ)より)突如、仇討ちという非情な運命……【すべて読む】 | ||||||||||
| 決戦!(遺恨・鍵屋ノ辻) | 西村 望 | 500円(税込525円) |
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| 立ち籠めた霧を縫って小唄が流れてきた。仇の一行来たるの、それが合図であった。強刀来金道を手に、荒木又右衛門は立ち上がる。義弟渡辺数馬が白襷をかけた――。 藩主の寵堂であった数馬の弟が、色に狂った河合又五郎に惨殺された一件は、思いもよらぬ大名対旗本の抗争へと拡大した。かくなる上は武門の意地。上意を背負って四年、寛永十一年冬、伊賀上野鍵屋ノ……【すべて読む】 | ||||||||||
| 元禄四谷怪談 | 西村 望 | 500円(税込525円) |
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| 赤穂藩士神谷伊右衛門が同僚の妻と密通し、藩の公金を盗んで江戸へ逐電したのが元禄十二年秋。追捕の手を怯える日々を送るうちに、江戸城松の廊下の刃傷で、赤穂藩は消滅してしまった。安堵する伊右衛門に不安の影が忍び寄る。赤穂浪士復讐の噂だ。不安が悪事を呼んで、殺しを続ける伊右衛門の次の狙いは、我が手で殺した赤穂藩士四谷左門の娘・以和……爛熟の江戸に……【すべて読む】 | ||||||||||
| 妻敵討ち綺談 一椀の水のゆえに | 西村 望 | 500円(税込525円) |
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| 越中魚津の町奉行・柚木於兎吉の妻・佳詠は、子もない留守宅暮らしに退屈しきっていた。寺詣での帰路、幼馴染みで夫の同僚・壬生甚吾の誘いに応じたことで、情欲の炎が燃え始めた。だが、秘め事が人に知られることとなり、二人は一切を捨て金沢城下から飛騨高山、東海道知立と逃避行を続ける……色情の魔道に墜ちた女を、武士の一分に賭けて追いつめる夫。皮肉な運命……【すべて読む】 | ||||||||||
| 維新の烈風《吉田松陰と高杉晋作》 | 古川 薫 | 550円(税込578円) |
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| 〈吉田松陰と高杉晋作。この二人の生涯をたどれば、明治維新の概略を知ることができる。アヘン戦争、ペリー来航、安政大獄、攘夷戦、長州征伐……極東に延びてきた世界史の触手や、顕在化した幕政矛盾と直接、間接に関わりながら、松陰と晋作の人生は展開されていった。安政四年秋、松陰と晋作の運命的な出会いから、歴史はかすかな屈折を始めた〉(あとがきより)。……【すべて読む】 | ||||||||||
| 源三郎武辺帖(上) | 三好 徹 | 500円(税込525円) |
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| 三千石の直参・夏目源三郎は故あって巷の陋屋に起居し、昼は居眠り夜になると起き出すので“夜もすがら先生”と異名をとる。黒羽二重の着流しに月代(さかやき)をのばして一見浪人風だが、腰に下げた印籠は葵の御紋章つき。その印籠になぜか鈴を付けて歩いている。黒船騒ぎの世相を背景に、唐津藩の世継ぎ騒動と悪徳商人の奸計に挑む源三郎の痛快無比の活躍を描く長……【すべて読む】 | ||||||||||
| 源三郎武辺帖(下) | 三好 徹 | 500円(税込525円) |
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| 唐津六万石小笠原敬七郎は、土佐藩主山内容堂の運動によって、幕府から正式に世継ぎと認められた。失脚した江戸家老野辺地一派と大和屋十兵衛は敬七郎暗殺を謀る。“夜もすがら先生”こと夏目源三郎は、敬七郎を刺客から護り、妙な縁で家来となった陶模の銀次の情報から、市中に起る事件がすべて大和屋につながるのを知り、その正体に迫る。旗本直参源三郎が活躍する……【すべて読む】 | ||||||||||
| 竜馬暗殺異聞 | 三好 徹 | 550円(税込578円) |
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| 坂本竜馬を斬ったのは誰か? 歴史の謎に挑戦する記者の前に、次第に新しい事実が浮かび上がってきた。『歴史とは、事実や記録の集積ではなくて、それに対する解釈であろう』と考える著者が、坂本竜馬暗殺事件に果敢に挑戦、ミステリー手法を駆使して歴史の暗部を照射、ついに暗殺者を突きとめる……。新境地を拓いた表題作ほか、傑作歴史ミステリー三篇を収録。……【すべて読む】 | ||||||||||
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