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| ほたる火の森 | 戸川幸夫 | 550円(税込578円) |
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| インドはカルカッタに近い平和な村。夜のとばりがおりて人々が深い眠りにおちた頃、とある家の軒先に一匹の牝狼がしのび寄った。窓辺で眠る赤ん坊の乳の匂いに、失ったわが子を切なく思い出した”彼女”は、赤ん坊をそっとくわえると、一目散にジャングルへと走った。そして七年後、”彼女”はまた一人の赤ん坊を自らの洞穴へ。狼と人間の愛情あふれる交感を描く表題……【すべて読む】 | ||||||||||
| 私本GHQ占領秘史 | 中薗英助 | 550円(税込578円) |
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| 「わたしにとって、人生の重大事はみな、あの占領時代に発している」と著者は断じる。日本帝国の敗北、束の間の平和と自由と民主主義、そして混迷の時代。戦後の再生日本を演出したGHQは、同時に日本の陰の戦後史の主人公でもあった。冷戦構造下のGHQ内の暗闘を背景に、自らの戦後史を重ねて、戦後日本の社会を浮き彫りにする長篇エッセイ。……【すべて読む】 | ||||||||||
| 鬼 畜 《阿弥陀仏よや、おいおい》 | 西村 望 | 550円(税込578円) |
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| 樫尾卯吉は高知の山峡にはりついた小集落に生まれた。唖のように物いわぬ子だった。徴兵をのがれて流浪の生活が始まった時、彼の人生は狂った。――捕えられて入営、やがて脱走、放火、殺人未遂、軍法会議。人生をやりなおそうと思った時もあったが、所詮、鬼畜のような殺人人生だけが彼の宿命だったようだ。酸鼻な犯罪行為と息をのむ現場描写で、著者が新ジャンルを……【すべて読む】 | ||||||||||
| 水の縄 | 西村 望 | 550円(税込578円) |
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| 徳島県の山村に生まれた。蛋谷(ひきや)保広と杉生昌一は共に少年院の入退院を繰り返していた。刑期をおえたばかりの杉生は家出娘と共謀、娘の同級生を次々と誘拐、売春宿に売り、指名手配をうける。同級生のもとに逃げるが、その同級生の通報であっけなく逮捕。一方、真面目に生活しようとした蛋谷も強姦・強盗をかさね、これまた逮捕。2人にかけられた縄は本物で……【すべて読む】 | ||||||||||
| 野生との訣れ | 西村 望 | 500円(税込525円) |
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| 「ボウ・ボウ」この一週間、エサも水もとらず、檻の中で暴れていたコノハズクが、二声、低いがしかし鮮やかに鳴いた。最期が迫ったのを悟って故山に別れを告げたのか。あわれというほかない野性の執着だ。瀬戸内海の孤島で出合った野鳥たち。まるで綿屑を吹きつけたような雛への愛着、身辺にまといつくカラスとの日常、精悍で毅然としたクマタカヘの憧憬。野鳥を飼育……【すべて読む】 | ||||||||||
| 田中角栄は死なず | 蜷川真夫 | 500円(税込525円) |
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| 田中軍団の凋落がいわれる中で、あらためて田中角栄が脚光を浴びているが、これまで彼に関する報道は一面的にすぎたのではなかったか。この日本的権力者を生んだ政治土壌は何か。――田中の票田である新潟県魚沼地方に住んで2年――。現役記者が、その命題に取組んだ迫真の現地報告。魚沼地方の政治・経済・文化はすべて田中に結びつき、その見返りが票になる。だが……【すべて読む】 | ||||||||||
| 極楽迄ハ何哩 | 橋本 治 | 550円(税込578円) |
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| 「僕、プレゼントに花束贈ります。花束が一番いいと思っているんです。必要品じゃないし、豪華だし、なくなっちゃくから」――畜生道から出発して、いざ六道輪廻の旅へ。桃尻娘に鞍馬天狗、沢田研二にヴォネガットと、各界ごった煮の老若男女の釜ゆで大会。偉才・橋本治が、どんな類い希な美しい論理(ことば)の花束を贈るのやら……オバサン化した男、死にぞこない……【すべて読む】 | ||||||||||
| ムツゴロウの大悦声 | 畑 正憲 | 500円(税込525円) |
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| 北国の書斎でムツゴロウ先生が夢想する抱腹絶倒、ちょっとエッチなエッセイ集。たとえば、世界的人口増加に備え、全男性を万年筆ほどに小型化した結果は……。またたとえば、人為陶汰で女性の乳房を3倍にし、その乳で食料危機を打開。例の潮吹きで産児制限を考え、出芽法でデキモノのように同質の人間を生み出したり……。博覧強記でユニークかつ大胆な未来生物学。……【すべて読む】 | ||||||||||
| ムツゴロウ麻雀記 | 畑 正憲 | 500円(税込525円) |
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| 勝もよし、負けるもよし、パイを並べているとき、「もうやめよう」などとフラチな発言をしたことがない――というわれらムツゴロウ先生は、男女の生物学的な違いは、意味のないことに男は熱中できる点だと喝破し、また入社試験に麻雀を利用したら、などとユニークな提言をする。時には温かく、時にはきびしく、麻雀を通じて出会ったさまざまな人の姿を描く心あたたま……【すべて読む】 | ||||||||||
| 浪花色事師 | 藤本義一 | 500円(税込525円) |
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| わしら、その辺の暴力団が資金稼ぎに、こちょこちょカメラ回すのとは違うのだす。十分に時間と知恵を結集させて、より美しいフィルムをと心がけてるのだす。そやから、女やったらなんでもええというもんやおまへん。どこで網張って待つかというとお医者はんの待合室ですのや。幾代をあんじょう釣り上げたのも実は……(ブルータス・ぶるーす)色事に生命を賭ける男と……【すべて読む】 | ||||||||||
| 愛すべき人物《合本》 | 藤原審爾 | 550円(税込578円) |
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| この作品の主人公は、すこぶるやさしい心根の好人物です。世間には、好人物は馬鹿のうち、というような考え方がありますが、わたしは、そうは思いません。ああいう人々は、昔からこの世で、善い心やさしい心根を欲した人々の祈りが、積り積って、そこから生まれてきた、人のねがいの華のように思えます。そんな大事のものを、つい粗末にする人間というものは、おかし……【すべて読む】 | ||||||||||
| わが国おんな三割安 | 藤原審爾 | 550円(税込578円) |
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| 「新宿芸能社」といえば立派だが、つまりはホステス斡旋、お座敷ストリップの出張サービス業。主人の金沢とうさんと竜子かあさんは無類のお人好しで面倒見がよいが、竜子かあさんは少々短気で早とちり、暴力団とも派手にわたり合うほど気が強い。女たちの身代りに痴漢に抱きついて大怪我をしたり、お座敷の過剰サービスにはらはらしたり……。吹きだまりの人生の哀歓……【すべて読む】 | ||||||||||
| 山本七平の旧約聖書物語 | 山本七平 | 750円(税込788円) |
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| 「聖書は裏返して読めば非聖書である。なぜならそれは、人間がいかに『聖なる者』でないかを証明している書だから」(本書より)――「旧約聖書」では“聖なるもの”は神のみであり、登場人物は始祖アダム以来すべて欠点多き人間である。これらの弱い人間がイスラエルという一民族の生成・発展、そして亡国・再生の劇的歴史を通して、何を学んでいくか。旧約聖書は、……【すべて読む】 | ||||||||||
| 山本七平の武田信玄 乱世の帝王学 | 山本七平 | 550円(税込578円) |
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| 信玄は勇猛な戦国武将であっただけではない。中国の諸子百家、禅宗をはじめとする仏道の諸学派から漢詩、和歌、書、絵画まで学んだ教養人だった。彼はその該博な知識をもとに独特な組織論を展開し、類まれなる人心収攬の術をもって領国経営から人材登用を幅広く行う。その信玄の思想と行動は、家康に受け継がれるとともに現在も脈々と生きている。書下し“今に生きる……【すべて読む】 | ||||||||||
| 我慢する社員はダメになる | 渡辺一雄 | 500円(税込525円) |
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| 部長→課長→主任と、サラリーマン生活の苦杯を嘗め、二十八年間勤めてきた最後の肩書きが“無用社員”。「会社のため」と思ってやったことが、とんでもない落とし穴だった。企業社会の恐ろしさと巧妙で卑劣なワナを語らせたら右に出る者のない著者の裸の論考。身をもって企業の身勝手さを体験した著者は、警戒心をもって、図太く、賢く行き抜くことを説く。すべての……【すべて読む】 | ||||||||||
| サラリーマン悪い奴だけが生き残る | 渡辺一雄 | 500円(税込525円) |
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| サラリーマン冬の時代である。終身雇用崩壊に、リストラの嵐。だが、こんな時代だからこそ、それを雌伏の時として生きぬく方法がある。各々が逆境を耐える支えとなる“心のノート”を持つこと、企業エゴによる組織の論理に押し潰されないための自己啓発・研鑚の心がまえ等々。会社内でギリギリの段階まで追い詰められた著者自らの体験を踏まえ、知恵と励ましのアドバ……【すべて読む】 | ||||||||||
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