名月
月が綺麗に見える季節なので、夜空を見上げたくなるような本を読んでみる
特集の本棚
祥伝社
眠れる日にも、眠れぬ日にも。夜のおともの掌編集。 「ふつう」の夜を過ごす人々の、気持ち温(ぬく)まる、ちょっぴり不思議で可笑しな12の瞬間。結婚を控えたクールなOLが、深夜に辿る記憶の彼方〈追憶のネットサーフィン〉/昼は高校生、夜は世界を救う魔法少女たちのイマドキの悩み〈魔法少女の現実問題〉/3徹中の修羅場マンガ家の眠気は限界、見えないものが見えてきて〈わたしの睡魔〉――など珠玉の12編に加え、各話の登場人物たちが織り成す4コマ漫画を描き下ろし収録。
各660円(税込)
祥伝社
大体この国の人間は睡眠を軽視しすぎなんだよ! なかなか帰れないアラサーOLと眠らせたい睡魔さん(会社員)の“はたらく”物語! 今日も終電を逃したハードワーカー・羊子(ようこ)がトイレで睡魔に襲われて(ウトウトして)いると、背後にチラつく不審な影。振り返ると、そこにいたのはなんと睡魔! 「(俺が)見えるんだ あんた」と言う睡魔・ネロは、睡魔界のイチ会社員。人間をきちんと眠らせることで給料をもらっている彼は、今日から羊子の担当に。羊子とネロ、お互いの利益のため、<上質な眠り>を手に入れるための日々が始まった――!! 慢性的お疲れモードな現代社会に贈る、新感覚睡眠コメディ!
各660円(税込)
祥伝社
町田洋による、全編描きおろし話題のデビュー作! 辺境の小さな星、惑星9(ナイン)に暮らす人々のささやかな日常と、少しのドラマ。 ――凍り付いた美少女に思いを馳せる男。幻の映画フィルムにまつわる小さな事件。月が惑星9を離れる日。愚直な天才科学者の恋……。 風にのって遠くからやってきた、涼しげな8つの物語。
各660円(税込)
光文社
賢治には未来が見えていた―。『銀河鉄道の夜』をテーマに天文学者がこれまでにないアプローチで賢治の宇宙観に迫る。
1210円(税込)
光文社
ブラックホールは、いつ生まれ、どのように育ち、どのような運命を辿るのか――。現代天文学が描く鮮烈の未来予想図。
1012円(税込)
光文社
年は二十歳。美人で、家の中に引きこもりがちだった経師屋の女房が、突如、悪女に変身してお上に手数を掛ける。
660円(税込)