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付添い屋・六平太 河童の巻 噛みつき娘

付添い屋・六平太 河童の巻 噛みつき娘

金子成人

小学館

726円(税込)

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内容紹介

正義の剣と溢れる人情、王道時代劇最新作! 色っぽいなぁ! 江戸の人情の機微と六平太の色気。酔いしれます。 ――女優・市毛良枝 ●第一話 深川うらみ節 天保四年秋、材木商の娘らが徒党を組む「いかず連」に付添うことになった六平太。その会食の席に酔った若侍が乗り込み、狼藉を働く。残された脇差から侍は旗本の次男・永井丹二郎と知れた。意趣返しを警戒した六平太は丹二郎に接触する。 ●第二話 付添い料・四十八文 『市兵衛店』に付添い仲間の平尾伝八夫妻が越してきた。さらに妹の佐和とその子らが六平太宅に居候することに。そんなある日、桶川への付添いの依頼が舞い込む。依頼主は奉公人で全財産はわずか四十八文。成り行きで引き受けるが……。 ●第三話 噛みつき娘 相良道場での稽古後、穏蔵の養父・豊松が死亡したとの知らせが入る。養家を継ぐのか、江戸に残るのか、穏蔵の将来を皆が心配する中、自分が実の父であることを隠しながら、六平太は厳しい言葉を突き付ける。 ●第四話 闇討ち 六平太の剣の腕を買い、丹二郎は自身の道場に招こうと躍起になっている。そんな頃、平尾伝八が剣術稽古を始めたことを知った六平太は、祝儀として付添い仕事を譲ることに。しかしその翌日、伝八が何者かに斬られているのが見つかった。 (底本 2021年12月発行作品)

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