広重ぶるう(新潮文庫)
935円(税込)
電子書籍フォーマットを選ぶ
内容紹介
描きたいんだ、江戸の空を、深くて艶のあるこの「藍色」で――。武家に生まれた歌川広重は絵師を志すが、人気を博していたのは葛飾北斎や歌川国貞。広重の美人画や役者絵は酷評され、鳴かず飛ばず。切歯扼腕するなかで、広重が出会ったのは、舶来の顔料「ベロ藍」だった。遅咲きの絵師が日本を代表する「名所の広重」になるまでの、意地と涙の人生を鮮やかに描く傑作。新田次郎文学賞受賞。(解説・日野原健司)
あわせて買いたい本
-
新潮社
737円(税込)
-
集英社
649円(税込)
-
集英社
1925円(税込)
-
集英社
2090円(税込)